今回は、陶器のお話です。
時々、陶器の収集を趣味にしている方が、いらっしゃるので、本当にその趣味は、続ける方が、良いのか、このお話を聞いて欲しいと思って、お話を進めていきます。
ご興味のある方は、どうぞ、お読みになってください。
日本の陶器は、中国から渡ってきました。
とても、絵柄が、華やかなものも多いです。
古い陶器は、釉薬(ユウヤク)の色が、赤を基調にされていました。
これは、とても、手に入れやすい色だったからです。
そのうち、ようやく、紀元前14世紀頃になって、青い釉薬(ユウヤク)が、できました。
ですが、これは、とても貴重で、高貴な人しか、手に入れることが、できませんでした。
ですから、この青い釉薬(ユウヤク)で、できた「青磁」は、今も、現存するものは、とても貴重です。
それから、青い絵付けの陶器も出てきたのですが、これも大変に貴重なものです。
現代は、色んな陶器があります。
普段使いの厚手の陶器や、薄い繊細な陶器。
そんなコレクターも居ると思います。
陶器には、窯元(カマモト)と言って、その陶器を作っている所があります。
陶器は、その窯元(カマモト)で、一度にたくさんの陶器が、焼かれて、作られます。
ですから、一度に、大量の「同じ」陶器が、焼かれ、生産されます。
だから、同じ陶器が、たくさん生産されますので、「資産」としての、陶器の収集は、「価値」がありません。
「価値のある陶器」は、その陶器が、「歴史的人物」によって使われることによって、「価値」が出ます。
ですから、一般に売られている陶器を買っても、「資産」には、なりません。
このことを、知って、陶器とお付き合いしましょう。
時々、陶器のことを自慢する人が、います。
ですが、それは、長く持っていても、そんな大きな「資産」には、なりません。
こんなことを、その自慢している人には、言えないことが、良くあります。
だからこそ、この場で、知って欲しいと思い、書きました。
やはり、良い陶器で、食事をするのは、気持ちが、良いです。
私もそういう意味では、陶器は、好きです。
ですが、一般に出回っている陶器を収集することは、「資産」には、ならない事を、知っておきましょう。
今回は、陶器収集の資産性について、書いてみました。
参考になりましたら、嬉しいです。
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