
今回は、世界の中でもとても過ごしにくい夏、高温多湿の日本から生まれた株式会社ユニクロの機能性素材、エアリズムのご紹介です。春夏のトップスの下に「重ね着」をすることによって、衣類1枚でいる時よりも、より快適に過ごせる、コンセプトの機能性素材です。それは、毎年改良され、進化し続けています。
先ず、women の素材の特徴。高級衣料の裏地に使われているキュプラ。これは、日本ならではの素材でそれを元に作られています。この繊維は、「呼吸する繊維」とも言われ、繊維自体が、吸湿性を持ち、接触冷感と言って、冷たく感じる機能があります。だから、汗に負けない。供給、旭化成株式会社。
men素材。髪の毛の太さの1/12の超極細繊維のマイクロ繊維を束ねて、編んでいます。日本国内で難易度の高い、機械操作で、作られており、究極のレベルまできていますが、更なる向上を目指しています。供給、東レ株式会社。
では、実際に実験した結果を検証して、「エアリズム」の素晴らしいその素材をレポートします。
まずは、吸湿、放湿。蒸気を吸収するから汗をかいても、快適。これは、実験レポートでは、水蒸気の入った空間に入れると直ぐに、吸湿し、その水蒸気は、「ポリエステル」素材は、そのまま、蒸気は存在しますが、この「エアリズム」は、あっけなく、蒸気を吸い、その空間には、蒸気は存在しません。だから、蒸れません。このように実験で実証されています。だから、湿気や熱気を放出する通気性が、約束されています。
次に、ドライ。「毛細管現象」つまり、水分を吸い上げるから、急速に水分を拡散し、速乾性に優れています。実験レポートでは、「綿」との機能を比較しています。同じように水分を霧状にして吹き付け、風に当てます。そうすると、「綿」素材は、未だ、乾いていません。一方、「エアリズム」は、いったん、広がりそのまま、風によって早く乾きます。時間おおよそ10分。これが、気持ち良く、いつも、ドライで居れる秘密です。このように実験で実証されています。だから、接触冷感。涼しい着心地も約束されています。
そして、消臭。この繊維には、アンモニアや酢酸、ノネナール、イソ吉草酸といった匂いの元を吸着、中和する機能があります。それによって、消臭します。実験レポートでは、「綿」との比較です。実際にピンク色に染めた「アンモニア水」をかけました。そうして、絞ってみると、「綿」素材は、ピンク色に染まっていますが、「エアリズム」は、中和され、白くなりました。このように、実際、実験で、その消臭効果は、実証されています。だから、抗菌、防臭。臭いの元になる雑菌の繁殖を抑えます。その効果を実証した抗菌、防臭性能です。臭いの元になる雑菌の繁殖を抑え、皆さまを快適に過ごせるように致します。
最後に、風合い。長くて細い、「マイクロファイバー」が、シルクを上回る肌触りを実現。「綿」「シルク」と「エアリズム」の比較実験です。その上に砂を置き、斜めにします。他の素材は、大きく砂が、残っています。それは、最も大きく残ったのは、「綿」で、次に「シルク」です。そして、「エアリズム」は、最も残留した砂は少ないです。この違いは、繊維を拡大して見れば、良く分かります。長いマイクロファイバーは、繊維の乱れがありません。短い繊維は、表面に細かく飛び出して、ごわつき、が有ります。これは、「綿」素材で、顕著です。「シルク」よりも、繊維の編み方が、細かいのです。だから、肌触りが、最高な素材です。これも、実験によって、検証されています。繊維の並びの美しさ、は、素材の良さを引き出します。そうして、この素材は、ストレッチにも、こだわりがあります。とことん、素材にこだわります。だからフイットする伸縮素材でありながら、風合いも滑らかです。
商品によっては、UVカットタイプの素材もあります。
women インナーには、えりが、大きく開いたVネックや、ノースリーブタイプ等の幅広いラインナップ。この高機能素材は、インナーを始め、ウエア、マスクまで、幅広く商品があります。ユニクロは、機能性、耐久性を常に追求します。そして、環境に配慮して、パッケージを改良したり、製造ロスを減らす為に色んなことをして、持続可能な社会を追求しています。
この記事は、株式会社ユニクロのホームページと実験YouTubeを参考に作成されました。