2021年7月6日、ついに、東京オリンピックの結団式が行われた。これは、例年と違い、オンラインで公開された。そう、歴史的出来事だった。選手の代表から、国民への感謝の気持ちが述べられた。とても、胸が熱くなって、思わず、涙ぐんでしまった。そう、ここまでくるのは、大変だった。
私は、ほとんど外出することは無い。必要最低限しか、外出しない。老親の通院で、バスに乗る。その乗り場の柱にステッカーが貼ってあった。「医療従事者の皆さまありがとうございます。」とメッセージがあった。そう、通勤でバスを利用する医療関係者にバス会社がメッセージを添えている。心温まる出来事だった。
そうして、私は、付き添いで、病院に向かう。1週間前に検査した結果を聞きに行くためにバスに乗り、病院に向かった。実は、母は、病院で、バスの定期券を無くした。バス券を買い、病院に向かった。もう、1週間も前のことだし、諦めながら、診察日のついでに、バスの定期券のことを調べてもらった。
なんと、無くしたそのまま、出てきた。何枚もあるテレフォンカードも、たった1枚の硬貨100円まで、全て出てきた。もう、感激した。ああ、日本ってこんな素晴らしい人々に囲まれて、しあわせだと感じた。これだけで、しあわせな1日だった。
そうして、夜に、結団式で、日本代表選手団からの感謝のメッセージだ。胸が、いっぱいになった。そう、皆んなに、希望と夢を届けてくれる選手たちだ。自粛生活で、コンデションは、最高では無い、多分。
聖火リレーも自粛ムードだ。けれども、そこには、人々の「無念」、つまり、どうしてもできない、辛い思い出の詰まった炎です。そう、そんな人々の心のともしびが、集まった炎なのです。その聖火を見上げ、観客がいなくて、競技場が、「空」なったとしても、人々は、今まで以上に「希望」を持ち、このコロナで、打ち砕かれた心を、選手達の姿を、自分に重ね、明日を、明るい明日を待っている。
そう、日本人は、世界の選手全員に全力を尽くして欲しい、と思っている。後悔しない競技をして欲しい。そうして、小さな島国だけど、精一杯の「おもてなし」で、開催する「東京オリンピック」だ。日本で、競技できて良かった。そんな思い出が、できるような、大会になればと、日本国民は、願っている。
そう、人々は、外に出ると、マスクをして、無言だ。それほど、徹底して、皆んなお互いに、気遣っている。言葉なんて要らない。心で繋がっていれば、それで良い。そんな、日本の文化を感じて、欲しい。
何の資源もない日本です。あるのは、痩せこけた大地。山が、多く、火山灰があり、痩せこけた大地は、時に凶器になり、地滑りを起こし、土石流を起こし、人々は命を失う。地震もある。そんな恵まれない日本だ。
こんなコロナで、恵まれない時期に、世界的イベント、東京オリンピックが開催された。不幸に見えるかもしれない。けれども、これは、世界中の人々の心のともしび、そう、聖火が灯っている。毎日命が失われている。
そんな時期だから、せめて、世界の人々の心のともしびになるような、そんな大会になることを願って止まない。皆さまの未来と希望を込めて、大会は、大きく舵を取った。
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