新年のお祝いの言葉が、日本は、「あけましておめでとうございます、アケマシテオメデトウゴザイマス。」です。
これは、とても日本的なことばです。新しい年をお祝いすることばです。
「あけまして、アケマシテ」つまり、明るくなっていくことです。前の年より、良くなること。そして、真っ暗な夜が徐々に、明るくなって太陽が、登っていく様子を、とても美しい、と思う国民性がある。
その太陽と未来を重ねて、日本人は、太陽に手を合わせて祈ります。
だから、山登りをして、山小屋に泊まると、夜明け前に、準備をして、太陽に向かって明日への願いを込めて、日本人は、その太陽の美しさに感激します。その太陽は、日章旗(ニッショウキ)と言われ、国旗になっています。
とりわけ、太陽に、「美しさ」と共に「希望」を重ねて、見上げるのです。それは、国旗が上がる様に重なって見えます。けれども、日本は、第二次世界大戦で、敗戦しました。
だから、日本の国歌は、色んなところで、まだ、堂々と歌うことができません。何故なら、戦後教育においては、置き去りにされたから。私は、学校で、国歌を習ったことが無い。
教科書に載っていても。ただの一度も、バックミュージックでも、流れたことは無い。だから、世界の人々に、戦争は、人を不幸にするものだと、知って欲しい。
争いは、いずれ、どんな形でも、結果は出ます。
それは、経済活動や、学術については、競争は、人々にしあわせをもたらすものだから、これは、とても素晴らしいことだと感じる。
けれども、その経済活動が国の利害によって、戦争の引き金になることがある。これは、とても、不幸なことです。
やはり、粘り強く、交渉するしかない。これは、持久戦になる。そんな我慢をして、国民は、不幸になる。
一番に誰だってなりたい。けれども、それは、「無常」つまり、以前にも、お話しましたが、仏教において、この世のすべてのものは、永遠は、無いのです。
これからは、自国第一主義では、なかなか、難しい。以前にも、書いたけれども、もう、インターネットの広がりは、その国境は、ボーダレスで、人口の多さや国土の広がりで競い合う時代では、無い。大人でも楽しめる地球儀の読み方。How to read a globe that adults can enjoy.
世界は、確実に狭い。だから、その中で、国が栄えるには、ボーダレスのグローバル視点で、そのルールを尊重していくことが、最も大切だと感じる。
何故なら、世界は、狭い。昔のようにいかないから、です。
この新型コロナで、デジタルトランスフォーメーションは、加速しています。ITによって、人々は、生活が変化します。
そして、又、世界は、小さくなります。つまり、狭くなります。そんな世界になります。
私は、ちょっと、不便なくらいが、ちょうど良いと思っていました。
けれども、この新型コロナで、もう、個人情報と銀行口座や、警察、健康、あらゆるものが、一元化される。個人の位置情報まで分かる。そんな世界が、もう始まっている。
それは、お互い、見張り合いの世界です。そんなビックデータをどう管理するかも今後の課題です。だからこそ、グローバル視点のルールは、必要です。
争う事なく、互いに尊重し合い、平和な世界になりますように。
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