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サラリーマンの給料が上がらなくても生活できる日本は幸せなのか?Is Japan happy to live without raising the salary of office workers?

日本は、世界中が金利をあげる中、未だ金利をあげずにいる。先日、黒田日銀総裁が、「金利をあげるつもりは全くない」と発言したことは、記憶に新しい。

確かに、世界中が食糧不足や物不足により、生活費が上昇しています。しかし多くの人々は給料が上がらない。先日書いたけれども、大企業の統計では、この夏のボーナスは、増えるところが多い。日本は海外生産をしているけれども、重要な製品は国内で生産されている。だから為替で儲けている大企業も存在する。そうして景気の良い業種と悪い業種に別れる。2022年.日本のインフレの対処法と賃金.2022. How to deal with inflation in Japan and wages.

だから、これは、根本的には、貧富の差、つまり二極化になる。けれども先日お伝えしたけれども、日本は、憲法によって、福祉が充実しているから、ある程度大胆に政策を行える下地があります。生活をサポートする社会制度があるからです。三重県松下幸之助が通った椿大神社のスピリチュアルと教育勅語から感じる日本Japan felt from the spiritual and Imperial Rescript on Education of Tsubaki Grand Shrine, where Konosuke Matsushita of Mie Prefecture attended

だから、サラリーマンが多くの収入を得ても、大きく税金も上がる。こんな社会制度がある。それに相続税も大きく増えたから、代々資産は残せない。私の知人にも、相続税を払えず、家屋敷を売る人は多い。と言っても、そんな人ばかりではない。私の知人には、早期退職制度で退職を余儀なくされ、再就職できれば、良い方で再就職できない人もいる。それなりのお給料をもらっていたので、非常に苦しい。そんな人もみている。

日本人は相対的に個人で大きな資産を持つことができない。相続税が非常に高いです。そのため、ストックができない仕組みだからです。大体、三代でこの資産がリセットされて行くのが現実です。だから、本当の富裕層なんて日本では、ほんの一握りしかいない。個人で資産を築いてもしっかり税務署が、相続で持っていく。だから、そんなに「あの人、お金持ち」だと思っていても、死ぬ時には税務署が持っていくから、そんな感じでみんな平均的になるような社会制度です。

この頃思うのは、自分が死ぬまでのお金さえあれば、それ以上は要らないなって思う。事実、両親は高齢で外出できるところは限られていて、食欲もその年齢なりに落ちていくから、そんな消費はしない。自宅で、介護保険を使いながら、なんとか生活している。もう、お金を使うところもない。生活費と老後の蓄えがあれば良いのです。この老後の蓄えは、非常にネックになる老後20,000,000円問題とか言われている。これをどうするか非常に問題になっています。

日本には、世代間格差というのがある。年金は、徐々に減っていく。しかし、今の若い世代は、政府が若い今のうちにたくさん補助しているから、これで相殺している。子供を産んで働こうとすると保育費は30年前の値段より、今は安い。羨ましいが、これは高齢化社会で女性も働かないと人材不足で困るからです。

この「必要な人材」とは、機械やデジタル社会が普及する中で、単純作業のする需要は、少なくなり、雇用にギャップが出ている。事実、私の知人の解雇された人々は、単純な事務作業や営業マンだったりする。厳しい時代だな、って思う。

日本では、お金がなくてもそれなりに生活できる社会制度があるから、社会は安定していると感じることが多くなりました。こんな社会制度は、国民がやる気を無くす気がするけれども、それなりに良いところもあるので、私はコメントを残すことは控えます。海外の方はどう思うか聞いてみたい質問です。


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