このコロナウイルスの渦中、ソーシャルディスタンス、ということばが、良く出てくる。
これは、社会的距離を取ろうという意味です。
これは、相手を大切に思うからこそ、ソーシャルディスタンス、なのです。
ところが、経済活動は、人々が暮らすためには、必要で、そのソーシャルディスタンスが、今や、集団的英知、つまり、みんなで考え、実行すること、集団的能力から、個人的英知、つまり、個人的能力ヘシフトされてきている。
人々は、距離を取らないと、病気が蔓延するのだから、仕方がない。
だから、個人的能力が、必要になる。
ここには、集団で、埋もれていた人材が、発掘できる。
日本的経営で、あっても、このコロナウイルスによって、このことは、急速に加速している。
だから、個人主義に移りつつある。
そんな現実がある。
だから、色んな誌上では、「将来稼げる人と稼げない人」とか、そんな字が、踊っている。
資本主義とは、確かに厳しいもので、強者と弱者がいる。
そして、それに呑み込まれ、更に強いものは、更に大きくなる。
そんな社会である。
競争があるから、そこには、公平な、評価がある。
だから、人々は、一生懸命全力で、力を出す。
そこには、日々の努力と進歩があります。
それだけでも、大変なのに、チームが作れない。
そこにITという、テレビ会議が行われます。
そこには、隠すことのできない、個人的能力が、映し出されます。
だから、上司が、部下の意見を奪ったとか、無い。
ある意味で、公平になったのだと、思う。
だから、能力ある者は、認められ、更に大きく成長する。
そして、そこに便乗していた者は、ニセモノだと、分かる。
このソーシャルディスタンスは、個人的能力を映し出す、鏡だった、のです。
「組織」から、「能力ある集団」になる。
これは、企業にとっても、経営を考えると、この方が、効率が良い。
社会的経営をしていた日本の企業にとっても、これは、ひとつの転機になる。
これからは、そんな熾烈な競争がある。
だから、それに打ち勝つには、ナンバーワンになることが必要になる。
でも、ナンバーワンは、「1」だから、その他、大勢が「たくさん」居る。
その「たくさん」の人は、他には無い「オンリーワン」を目指す。
これも「1」だ。
とても、ことばでは、言えない程、厳しい社会が、待っていることは、間違いない。
だから、今、できることは、ソーシャルディスタンスで、みんな自宅を中心に楽しんでいます。
こんなささやかな「生活」をずっと続けると、そんなに、「浪費」をしなくなる。
「消費」は、楽しいけれど、その資本が無ければ、お金は、使えない。
その「節約」生活を忘れずに、次なる「スタートライン」に備えることが、私達にとって、大きな「生活防衛」になります。
お金は、ウソをつきません。
だから、大切にしましょう。
一度だけ寄付する
寄付していただきありがとうございます。寄付
毎月寄付する
寄付していただきありがとうございます。月単位で寄付する
毎年寄付する
寄付していただきありがとうございます。年単位で寄付する
Comments