難関をくぐり抜けて、あるアルバイトに就いた。それは、東海道新幹線の車内販売員だった。チームでの参加だったから、歩合制では無かった。それが、残念だった。そのチームからは、とても可愛がっていただきました。しかし、いつも、売り上げの難しい、時間帯や、方面だったりしました。その中で、ダントツに売り上げたのです。ものの上達は、「マネ」から、始まると、以前、「文章力を上げる」で、書いたことがあります。だから、上達するには、これしかない。しかし、チームには、手本は無かった。
じゃあ、どーやって学んだかというと、それは、時折、その特産のお弁当を持って、車内で、特産お弁当を決められた駅間で、売り切る、おばちゃん達でした。そりゃ、掛け声が、素晴らしいのです。販売員は、顔の美醜とか、関係無い。これは、声で心を掴む、これが、販売員の真髄なんだ、と感じた。それを観察して、研究して、売った。それは、面白い程、売れたのです。私は、途中で、ホットコーヒーが無くなり、ワゴンを置いて、取りに行っている間に、同僚が、売れないので、スピードが、早いので、追い越す、なんて良く有った。それぐらい、売れたのです。
顔は、関係無い。それは、心を掴む、声の愛嬌なのです。車内販売なんて、新鮮だけど、お高い、だけど、売れる。計算に間違いがあるといけないから、色んな商品をいっぱい買うお客様には、サンリオの可愛い電卓で、計算して、間違いの無いように、したものです。つたない英語で、海外からのお客様には、良くジュースを売った。大抵、オレンジジュースを購入していただきました。そうなんだ。海外の方は、オレンジジュースが、好きなんだ。と、色んなことを思ったことも、ありました。とにかく、声なのです。それにつられて、乗客は、購入する。ワゴン販売が、中心だけど、時々、その駅を通り過ぎる時に、その名産のお土産を売るのです。
他のメンバーは、ひとつも、売れず、帰ってくる。それで、私に渡された。そうすると、大抵、1〜2車両で、売り切れてしまう。見るからに、鈍臭い私です。なのに、売れる。だから、メンバーのリーダーが、水割りを私に渡した。これは、「高いから」と言いながら、水割りを渡された。しかし、私は、1〜2両目で、売り切ったのです。そんな、ことがありました。ただ、ひたすら、「声」なのです。声に集中するあまり、同僚からは、「能面、ノウメン」のようだ、と言われたこともある。
愛嬌は、顔ではない。「声、言葉」です。だから、職場に、これ、とか、いう人が居れば、観察して、「マネ」する。そうすれば、その、上を研究する、そうすれば、トップになれる。だから、社会経験を積んで、まず、なんでも良いから、トップになって欲しい。成功経験は、後の、自信になるからです。これは、簡単ではない。だからこそ、勉強が、必要になります。常に謙虚である。これは、学びの、精神です。トップになっても、抜かれてしまう、常にトップは、難しい。これは、「無常、ムジョウ」。これは、何度も言っています。だからこそ、謙虚に、学ぶ精神を忘れることなく、何事にも、真剣に向かうことは、最も大切なことです。
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