資産運用に不動産投資をはじめたきっかけ
夫の父が遺した不動産は、空家の多い地区で、今では、更地になっている。たくさんの更地の中、私は、遺した不動産を売れたら、良いほうですよ、と言われた、地元の不動産会社のアドバイスに納得できなかった。
一生懸命遺してくれた土地建物を二束三文で売るには、心が傷んだのです。だから、初めは、普通の駐車場にしたけれども、誰も借り手がいなかったので、毎日、周りから見れば、だらだらとしているようにしか見えない、生活をして思案した。
どこにでもすぐに電話して相談する私
いろんな会社に、恥知らずに電話で、よく相談したものでした。でも、相手にも、してもらえなかった。
私は、電話することに対しては、なんとも思わないタイプです。
だから、こんな極小な不動産しか持っていないのに、「日本財託」なんてところにも、電話した。
時間外だったけれども、折り返し、電話をくださるし、「東京のみ」の不動産しか扱っていないとのことですし、こんな田舎やボロ物件しかない、私には、全然、相手にもならないけれども、向こうは、非常に親切に対応してくださった。
さすが、一流は、違う。
田舎の土地はどうなったのか
で、話は、戻るけれども、いろんなところに相談して、ようやく、屋根付き月極駐車場で運営している。
けれども、駐車料金がお値段が、安い。だから、そう、儲からない。
まぁ、物価上昇前に、工事をしたので、工事価格は、安かったのです。
そのうちに、屋根の劣化が始まったら、張り替えも、必要だろうし、売上金は、その工事費に充てられるように、置いてある。
儲けようとして、商売を初めても、これは、受け入れられないし、やはり、社会に奉仕する精神が、不動産経営を成功させるのには、必要だと感じる。
これから、人口も、減るし、ますます、競争は激しくなるのでは、ないか、って思う。
儲けたい。って思うのでは、この日本の中で不動産投資は、「東京」地域を除けば、なかなか、大変だと思う。
不動産投資をさらに拡大
困難な田舎の土地をなんとかできたので、団地を2つ持っている。高層階のいわゆる、安い物件です。自分で見つけた大工さんグループに工事を依頼して、改装した。
こういう時、人は、物件をやたら欲しくなるようになる時があるようです。でも、いろんなところを見たけれども、借金してまで、購入することは、怖かったので、小さなこの2物件を所有している。
派手さは、ないけれども、コツコツと、年金のように、振り込まれるのは、嬉しい。定年退職の5年前に、不動産投資を始めた。
今は、不動産価格が、上がっているけれども、築50年をゆうに超える、この団地は、相変わらず、値段は、変わらない。
けれども、古いので、エレベータもないのに、管理費だけは、ゆうに2万円は、超えるし、家賃は、安いので、そんなに、儲からない。やっぱり、社会奉仕だと思うことにしている。
不動産投資をしている友人は格が違う
不動産会社を経営している友人も、株式投資で儲けて、家を新しくする顧客を見て、株式投資に興味を持ったようだった。
どうしているか、わからないけれども、友人は、国民年金だったようで、ワンルームの1棟を駅近くに建てたようだった。
で、年間、かなりの収益が出るとのことだった。
なので、借金は、どれぐらいあるの?、って心配になって聞いたけれども、友人の答えは、無かった。
ぼちぼち不動産投資
私は、借金が嫌いです。
確かに、住宅ローンとかは、良いけれども、これも、3.5年で返済してしまった。
50歳代で購入したのである。で、ローンは、一応、35年組んだけれども、株式投資もしたかった。でも、毎月、株式投資で、これだけの利益を出すことは難しいので、返済を済ませてしまったのです。
物件も、安い時期だったので、助かったです。
本当のお金持ちになるには、銀行の融資を受けた方が、良いに決まっている。事実、銀行が、ご用がありましたら、ご用命ください、なんて、自宅まで営業も受けました。
でも、怖がりだから、借金なんて怖いし、夫からは、これ以上、不動産を購入することに反対したので、辞めることにした。
不動産投資、って意外に、入居者の方とやり取りしたり、いろんなリフォームをするのに、人と関わることが多い。
不動産会社とのお付き合いも大切だし、不動産投資は、不労所得なんてことはない。
けれども、少ない年金を補ってくれる毎月の入金は嬉しいものです。
不動産投資は、固定資産税、住宅なら、火災保険に入る必要があります。
不動産投資は、人任せにしてはいけない。自分が、不動産を経営する感覚が必要です。
ひとつ、ひとつ、を大切に、ボチボチやっています。そんなに器用でもないし。
きっかけが、相続で始めた不動産投資です。
最後に
私の周りの業者さんや営業マンとか、みんな出世して、忙しそうです。みんなキラキラしているな。自分は、何も変わらないんです。
まあ、これって、喜ばしいことなので、嬉しいですね。
今回は、定年退職前に準備した「不動産投資」について書いてみました。
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