今更ながら、昭和天皇は、すごい人物だったと感じる。「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」。この言葉が、今の日本人の心境です。耐えられ無いものを我慢する。ちからいっぱい我慢する。本当にそうだと感じる。
日本で、東京オリンピック2020が開催される。これは、2021年7月23日-8月8日まで、です。続々と選手団は到着し、そうして、日本は、それに応じて、色んな対策をしている。中には、発展途上国から来た選手にコロナ陽性反応が出て、接触者全員隔離になっていたりする。これは、ほんの一部で、つまり、日本は、コロナの感染者が、増える可能性を大いにある。
今、日本では、ほとんどの人々は、コロナワクチンの接種券配布されるのみで、接種される予定も、あいまいです。日本は、とても「外に対して、発言ができない国」です。だから、連日、報道されているワクチン接種状況など、信じてはいけない。
私は、未だワクチン接種券も来ていない。仮に来ても、仕方ないのです。何故なら、8月に(予定)と書かれて、その具体的なことは、場所ぐらいで、何も、書かれていない。これを知ったのは、ホームページを見たからです。
それに、オリンピックの開催期間前にワクチン接種ができない、のです。つまり、日本は、国民を我慢をさせ、オリンピックを優先したのです。だから、選手が、抜け出し、色んなことをすれば、免疫が無いから、コロナが広がる。これだけ、世界中で、ワクチン接種もせずに、コロナウイルスが広がらないのは、日本国民のモラルと自制心によってなっている。
それに、世界中から人々が日本に訪れる。日本には「おもてなし」の文化がある。だから、観光関係者は、ワクチンを受け、それに対応する。けれども、それは、日本国民は、外出できない。つまり、我慢を敷いている。さすがに、命は、大切だから、高齢者は、ワクチン接種をした。私の両親も接種した。けれども、その他国民は、オリンピックの開催期間後にしか、接種できない。報道なんて、偏っている。
普通の一般人は、外食もできず、スーパーのお弁当が良く売れている。そんな状況なのです。一部の恵まれた人しか、ワクチン接種を受けれない。国民は、文句も言わず、黙っている。そういう時に、オリンピックは、開催されるのです。
日本の政府は、日本の国民に感謝の言葉を言うべきだ。だって、こんなにワクチンが行き渡ることなく、オリンピックを開催し、ワクチン外交までしている。日本国民を犠牲にして、色んなことが行われている。それは、色んな意味で、仕方ないことだと、日本独特の文化があり、無言で、共有される。ここまで来て、オリンピックはできないのは、経済損失や、色んな方面に迷惑をかける。色んな海外の国が、ワクチン不足で苦しんでる。それも分かる。
日本人は、統率されている。それは、外国から見れば、時に、島国と言われ、馴染みにくい。けれども、それは、それで、言葉が無くとも、通じ合う。日本国民は、世界的イベントを心から喜び、そのことに対して、「我慢している」。そうして、皆さまが、喜んでいただくことを、楽しみにしている。
だから、日本国民は、ワクチン接種ができないけれども、それは、テレビで、オリンピックを見て、ささやかな喜びの瞬間を待っている。そう、ほとんどの日本国民は、ワクチン接種をしていない。こんな奉仕の精神がある。これこそ、究極の「おもてなし」だ。日本国民は、不満は言わない。それが、日本の精神なのです。
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