老後の住まいを考えると人生で諦めることを考えるようになった
- cqtc00h
- 3月22日
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更新日:3月26日
友人の親御さんが一戸建てからマンションに住み替えで夫婦仲はどうなったのか?
今は、東京のマンションが高騰している。まだ、高騰する前に、高齢になったご両親が一戸建てからマンションに住み替えたそうである。その時に、ちょうど、私は、その友人にフリマアプリを紹介したのである。そのタイミングは、偶然だった。
友人のご両親は、かなり、マンションに移るために、趣味のものや色んなものを処分したようである。かなり、助かったのよ、なんてお言葉をいただきました。一般的に、マンションは、一戸建てより、居住面積が狭いのである。だから、かなりの量を処分したのであるけれども、なんか、チラッと、その友人から、聞いた話は、ご両親が、喧嘩ばかりするようになったそうである。
確かに、居住面積が狭くなると、お互い顔を見合わせることも、多いだろうし、そうなれば、喧嘩や、お互いに鬱陶しくなるのかな?なんて考えたりする。
歳をとると言うことはいろんなことを諦める事が必要だってことを思い知らされた
自分も、将来的にマンションが良さそうだと、思うのだけれども、狭いマンションで住むとなると、趣味道具も処分しないといけないし、本なんかも処分しなければならない。喧嘩するのも、嫌だし、どうしようかな?って今更ながら、考え込んでいる。
一戸建ての専用エレベーターが、とても売れているようで、間取りが、少し、チグハグになるけれども、取り付けるのも、良いなぁ、なんて、考えていた。でも、調べてみると、寿命が20年ほどで、壊れてしまうので、取り付ける時期を逆算しないといけないらしい。そういえば、新築でつけたオートロックも20年で壊れてしまい、そのまま、使っている。私の家族にエレベーターの話をしたら、そんな粗大ゴミのようなものをつけると、後々、面倒だと言うのである。
喧嘩も嫌だし、かと言っても、一戸建てにいつまで住み続ける自信もない。
事実、私の友人の中には、マンションに住み替えた人もいる。高額の婚礼タンスも廃棄してしまったようだった。そこまでの処分は、出来るかなぁ?って他人事のように思っている。
けれども、私は娘の学習机で、色んな趣味などをしているけれども、娘から、体の動くうちに処分した方が、良いと良く言われるようになった。
老後は、やっぱり、マンションがいいのかぁ、って、93歳の母をマンション生活を共にしていて、感じることは多い。
父は、施設にいるけれども、ジュースやお菓子の差し入れができなくなった。とても、元気がなくなってしまった。歳をとると言うことは、少しずつだけれども、何かを諦めて、いく作業だと思うことも、多くなった。
事実、私は、まだ、自分でいろんなことは、出来る世代のはずだけれども、介護、をするという環境で、自分でしたい事ができなくなっている。何かを失って、行くのが、歳をとる作業だと感じるこの頃です。
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