日本国憲法第15条の条文です。公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
つまり、自分たちが選挙で議員を選んだり、その議員を辞めさせることをできる権利を私たち、日本国民は、持っているのです。だから、その議員が良くないと思うならば、これは、辞めさせることも、全体の総意としてなら、認められる。これは、非常に大切な権利なのです。だから、その議員が気に入らないというなら、国民が総意を持って、議員を辞めさせられるのだから、我慢する、必要はないのです。もちろん、公務員全て、にこれは、適用されます。
また、全ての公務員は、みんなの奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。とも、定められています。つまり、公務というものは、全ての国民のためにあるもので、一部の人を優遇する、ことは、禁じられています。
つまり、賄賂なんかで、特別な人を優遇することは、認められません。
公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。等しく、規定された年齢層の方は、誰でも、選挙を受ける権利があります。
すべての選挙における投票の秘密は、これを侵してははならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問われない。これは、「秘密選挙」とも言われる。それに、誰に投票しても良い、その自由が認められています。
私は、だから、選挙の出口調査なんて、これは、違法なのではないかと、考えています。この「秘密選挙」と「黙秘権」のいずれにも、当てはまり、これは、違法な、調査だと言わずにはいられない。黙秘権|自分の権利を知って生活しよう
しかし、これは、公然として行われ、これは、選挙開票より、早く、確実に、選挙結果がわかる。そんなことが、日本国憲法を知らない国民に対して行われていることは、非常に、日本のあり方を危惧する。
色んな権利が、この日本国憲法に書かれています。しかし、それは、学校の授業にさえ、出てこない。あえていうなら、憲法9条は、「平和憲法」とも言われ、時々、社会の授業で、出てくるが、それも、深く理解できるような授業を受けた人のみである。憲法の外郭の三権分立ぐらいは出てくるけれども、それ以上のことは、出てこない。国民は、日本国民である限りは、その権利を理解して、これを行使すべきなのに、これを学ぶ時がない。
知っているものは、ごく僅かであり、今回は、公務員の選挙について、書いてみたけれども、憲法を理解すれば、選挙の出口調査なんて、「黙秘権」「秘密選挙」という、憲法に、二重に違反された行為である。なのに、日本は、国民が、権利を理解していないために、出口調査は、行われる。これは、日本の国民が、自分の権利を知らないから、起こることで、今の、教育制度は、いかに、おかしいか、知ってほしいと思うのです。
権利を知らないものが、損をする。そんな社会が、広がっています。そんな私も、憲法を習っていないから、よく知らない。けれども、微かな、感覚でさえ、これだけ、国民は、損をしていると感じることが、多いです。
社会が、良くなるように、私たちは、自衛するしかない。私は、六法全書を持っています。これは、両親から、欲しいと私から、言って譲ってもらった。しかし、コンパクトで、とても良いけれども、時に、難解な漢字が出てくる。これは、漢字が、旧字体なので、私は、新字体しか習っていないので、読めない。古い方が、私には、使いやすいけれども、もう1冊、六法全書を持っています。これは、漢字が読めないときに、補助で使っています。この新しい方の、六法全書は、古本屋で、新品同様に、綺麗で、激安だった。こんな大切なものが、叩き売られている、この世の中に、疑問を感じる。
もっと、権利を知って、世の中の、当たり前と、思っていることが、違法に行われていることを、知ってほしい、感じます。国民の権利を知ることが、私たちには、もっと必要です。今回は、ここまでです。ぜひ、1冊は、六法全書がある、家庭が、増えることを願っています。
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